お砂糖を使い分けています

今日は餡子を炊きました。

固い小豆も鋳物のお鍋で煮ればあっという間に柔らかくなりますね。

 

ふだんパンやお菓子には甜菜(てんさい)糖というお砂糖を使っています。

この甜菜糖はビート糖とも言われ、原料は砂糖大根という植物です。

ビート糖は北海道で栽培されています。

一般的なお砂糖の原料のサトウキビは沖縄や種子島などの温暖なところで採れますが、

暑いところで採れる作物は体を冷やすものが多く、逆に北海道などの寒い地域で採れる作物は体を温めるものが多いと言われます。

 

体が冷えている現代人、私ももれなくその一人で、少しでも体を冷やさないように同じ食べ物でも体を温める方を選ぶようにしています。

ですが甜菜糖は甘味が優しく、餡子に甘味を付けるには沢山のお砂糖を使うので、あえて粗糖や洗双糖などを使って使用量を抑えます。

甘すぎるのは苦手ですが、甘くないと物足りないものにはしっかりと甘味を付けることで少量でも満足できるようにします。

小豆から炊くと自分好みの柔らかさや甘さが調節ができて、保存のきく小豆をストックしておくと食べたい時に作れるのがうれしいですね。